こんにちわ~
今日は旧約聖書の哀歌3章を味わいました。
みことばを味わいながら、とっても考えさせられました。
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哀歌3:17~18
わたしの魂は平和を失い、幸福を忘れた。
わたしは言う、「わたしの生きる力は絶えた、ただ主を待ち望もう」と。
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この「わたし」って、エレミヤのことです。
エレミヤはもはや平和を失い、幸福を忘れました。
もはや平安も喜びもなく、悲しみと苦しみしかありません。
というのは、イスラエルが崩壊したからです。
罪の結果とはいえ、エルサレムが崩壊し、偶像の支配下にある罪に満ちたバビロンによってイスラエルの民がバビロンに連れて行かれました。
神様の民であるイスラエルがです。
でもね、そんなエレミヤですが、この絶望の中、もう駄目だ!で終わってないんです。
18節を見てください。
「わたしは言う、『わたしの生きる力は絶えた、ただ主を待ち望もう』と」
エレミヤは絶望に満ち、「わたしの生きる力は絶えた」と告白しています。
これ、当然です。だって、エレミヤの心はズタズタですもん。。
普通なら、絶望の中、ただ泣くしかないですよね。
でもね、エレミヤは違うんです。
「だから、ただ主を待ち望もう」って、視線を目の前に繰り広げられている絶望的な状況から、神様に移しているんです。
この信仰、本当に大切ですよね。
このみことばを味わいながら、ぼくたちも常に心の目を神様に向け続けることが大切であり、神様を待ち望む信仰って本当に重要だなって思わされています。
エレミヤは告白しています。
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哀歌3:19~21
苦汁と欠乏の中で貧しくさすらったときのことを決して忘れず、覚えているからこそ、わたしの魂は沈み込んでいても、再び心を励まし、なお待ち望む。
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いつも思うんですが、目に見える現実と天的な現実って違うんですよね。
エレミヤは天的な現実をじーっと見つめていたんです。
最悪な状態の中、エレミヤの魂は沈み込んでいても、そのただ中で神様を待ち望んでいるんです。
エレミヤの試練の中での賛美です。
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哀歌3:22~24
主の慈しみは決して絶えない。
主の憐れみは決して尽きない。
それは朝ごとに新たになる。
「あなたの真実はそれほど深い。主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い、わたしは主を待ち望む。
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神様の真実にエレミヤは信頼を置いています。
たしかにイスラエルは罪を犯しました。神様が何度も警告しているのに、それを無視し、罪に罪を重ねたイスラエル、ある意味、当然の結果です。
でも、神様はそれでもイスラエルを見捨てることはありません。
神様はイスラエルと契約を結んでいます。その契約はこれくらいのことで破棄されるようなことは決してないのです。
確かにエルサレムは崩壊しました。でも必ず再びユダヤ人がエルサレムに帰り、神殿が再建されるということを信じていました。
それはエレミヤの希望的観測だったり、願望だったりということじゃなくて、神様の約束なんです。
神様の愛は契約に基づく愛。だから、イスラエルがどんなに罪を犯しても、決して神様のイスラエルに対する愛は絶えることはないんです。
それがわかったとき、エレミヤは神様を賛美するようになったんです。
それがわかっているから、エレミヤは神様を待ち望んでいるんです。
私たちもそうです。神様の愛は決して変わることはないです。
私たちの側がどうであるか、それは関係ありません。
私たちの状態がどうであっても、神様は私たちを愛し続けてくださっています。
だから、エレミヤのように、神様を待ち望む信仰が与えられるんです。
今、ぼく自身も目の前の現状を見ると、不安と恐れでいっぱいになります。
押しつぶされそうにもなります。
でも、神様に目を移すとき、神様の真実、神様の愛に心の目を向けるとき、神様に信頼し、神様を待ち望むようになります。
だって、神様は絶対にぼくを見捨てるようなことはなさらないですもんね。
今朝、このみことばを味わいながら、神様を待ち望む信仰を持ち続けていきたいって思わされました。
そんなことをこの一日、思い巡らしていました。
明日は日曜日、10月最後の日曜日、主を心から賛美し、礼拝する一日となれますように

でわでわ~

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最終更新日 : 2016-10-30